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大正村の団子杉
岐阜県恵那市にある 「日本大正村」 は、昭和63年 (1988) に開園したテーマパークである。ただ、普通の施設とは違って、町全体が大正時代の雰囲気を醸し出す、言わば「地域まるごとミュージアム」といった形態である。歩いて回れる範囲内に、資料館や博物館、ショップやレストランが軒を連ねている。郵便局や銀行も、古い建物そのままで業務を行なっている。
大正村の町並みから少し離れた裏側に、こんもりした森があって、その谷間に水の湧き出る古沼がある。この沼は、明智城築城の際に丸太樋を通して、お城の水源にしたものといわれている。

沼の畔に、少し変わった老杉が生えている。 「団子杉」 と呼ぶ。説明板を読むと、樹齢は1000年を超え、高さ18m、幹周りは5.5mもあるという。横枝が38本も張り出していて、樹形が団子のように丸く見えることから名づけられたと記してある。嘉永4年 (1851) の記録にも「団子杉」と載っている。
しかし、根元をよく見ると、横枝というより何本かの苗木が 「団子状態」 に生え、そのまま成長してしまったようにも見える。とにかく特徴ある杉の木で、県の文化財に指定されている。

大正村の町並みから少し離れた裏側に、こんもりした森があって、その谷間に水の湧き出る古沼がある。この沼は、明智城築城の際に丸太樋を通して、お城の水源にしたものといわれている。

沼の畔に、少し変わった老杉が生えている。 「団子杉」 と呼ぶ。説明板を読むと、樹齢は1000年を超え、高さ18m、幹周りは5.5mもあるという。横枝が38本も張り出していて、樹形が団子のように丸く見えることから名づけられたと記してある。嘉永4年 (1851) の記録にも「団子杉」と載っている。
しかし、根元をよく見ると、横枝というより何本かの苗木が 「団子状態」 に生え、そのまま成長してしまったようにも見える。とにかく特徴ある杉の木で、県の文化財に指定されている。
