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京都 嵯峨野・嵐山

 嵯峨野・嵐山といえば京都でも最も人気の高い観光スポットである。京都北西の嵐山から、桂川が流れ出るあたりを嵯峨野といい、風光明媚なこともあって寺社や山荘が集まっている。天龍寺近くの大河内山荘から野宮神社にかけて、見事な竹林の道がある。手入れの行き届いたモウソウチクの林で、切り取った竹の枝の柵も美しい。背丈ほどに伸びたタケノコが面白い形をしていた。

嵯峨野G

 野宮大神は小さいけれど歴史と雰囲気のある神社である。斎王が、伊勢神宮に赴く前に身を清める場所だという。その様子は、源氏物語「賢木の巻」にも描かれている。入り口の鳥居もユニークである。色が黒く「黒木鳥居」と呼ぶ。樹皮がついたままのクヌギの丸太で出来ている。鳥居としては極めて原始的で、日本最古の形式という。

嵯峨野マップ

◆◆新型コロナウイルスが猛威を振るっています。国内の感染者が5000人に近づき、死者も100人を超える事態です。明日にも緊急事態宣言が発令されるかという報道も聞こえてきます。他人事ではなく、自分や身近な人に感染が及ぶことも充分に有り得ると考えなければなりません。◆◆
◆◆お気づきのように、このブログも最近取材を控えています。そのため、過去の古い写真や中部以外の旅行の思い出などを記事にしているのです。外に出ない分、パソコンを見てくださる方も多いと思いますので、このスタイルで当分続けていきたいと思います。◆◆

足立美術館の日本庭園

 今、日本で一番美しくて人気のある日本庭園は、京や江戸の庭ではなく、島根県の「足立美術館の庭園」だと言われている。近代日本画のコレクションを集めた美術館と日本庭園が緻密に設計されている。美術館には、横山大観を中心に川合玉堂、菱川春草、上村松園、速水御舟などが幅広く収蔵されている。
 出雲大社と松江、足立美術館の3つをテーマに電車旅をした。もう10年も前のことである。出雲は、50m近くの高さをもつ本殿の巨大な3本柱が発見されたという。松江は、小泉八雲の住んだ町を歩きたい。そして足立美術館は絵画よりむしろ、評判の高い日本庭園が見たいというのが旅の目的であった。

足立美

 安来節で有名な山陰線「安来駅」からバスの便がある。中海に流れ込む飯梨川を5kmほど遡ったところ、「どじょうすくい」の体験館近くに足立美術館の庭園はあった。周辺の自然を生かしながら池や芝生を駆使した回遊式日本庭園で、現代の名作庭家と称される中根金作らが手掛けた。
 日本庭園は、お茶室や四阿など建物との調和を考えるのは普通であるが、この庭園ほど意識的に両者を関連付けて設計されている庭園は稀であろう。庭から見た建物も素晴らしいが、美術館の窓から眺められる庭園の景はまことに美しく、まるで一服の絵画のようである。

足立美G


◆◆左の写真が足立美術館の窓から見た庭園である。ところが、かつて私がハンガリーの田園で写した風景写真とあまりにも似ているのでビックリした。なるほど・・・私の美的センスもなかなか捨てたものではない!!◆◆

安曇野の農場と美術館

 北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰から流れる水を集めて梓川となり、支流を加えて成長したのち犀川となって日本海に注ぐ。犀川の流れる扇状地を安曇野と呼ぶ。早春の安曇野を訪ねたことがある。北アルプス連峰はまだ雪を被っており、田植え準備で水を張る水田にその姿を映していた。
 扇状地を潜って湧き出る清浄な水を利用した「わさび農園」がある。開設されたのは1917年、雑草の生い茂る原野を20年の歳月をかけて完成させたという。谷間の縦方向に、こぶし大の礫を使った畝をつくり、水温12度の冷たい水を1日12万トンも流して栽培する。

安曇野G

 この美しい安曇野の田園には、風景を活かして多くの博物館や美術館、民俗資料館や文学館が立地している。その中の「碌山(ろくざん)美術館」を訪ねた。日本近代彫刻の開拓者・荻原守衛(もりえ=号碌山)の全作品と、彼の友人高村光太郎らの作品を集めた美術館である。
 館内には比較的新しい第一・第二の展示館や個性的な木造のグズベリーハウス(休憩室)などもあるが、何と言っても本館(碌山館)に存在感がある。昭和33年、早稲田大学教授の今井兼次の設計による。安曇野の厳しい自然に耐える北欧風の赤煉瓦づくりとなっている。

安曇野マップ


季節通信63ワサビ



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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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