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半田市亀崎の「鬼門地蔵」その1

 半田・亀崎は、♪♪酒蔵・酢の蔵・木綿蔵・・・♪ と唄われる醸造の町である。江戸への廻船は余所より距離が短いことが有利に働き、海運業で大きな富を得たという。その名残りが豪華絢爛な「潮干祭りの山車」として今も伝えられている。因みに「山車」は「やまぐるま」と読む。
 衣浦湾から獲れる海の幸も豊富で、海岸沿いには漁師の家が並んでいた。また、海に突き出た岬の「神前神社」が示すように、高台が直接海に面する地形である。海岸通りから西へ向かうと急な坂道となり、瀬戸内の「尾道」と同じような景観を呈する。狭い「せこ(露地)」に思わぬ文化があった。

亀崎マップ

 私はこの町に中学2年生まで10年ほど暮らしたが、うかつにもこのことは知らなかった。町の至る所に「鬼門地蔵」と呼ばれる祠があることを。先日の中日新聞・県内版で初めて知り、早速、見学することとした。具合のよいことに、亀崎の細部を熟知する同級生に電話すると、案内してくれるという。
 「鬼門」とは、陰陽道で鬼が出入りする忌み嫌う方角で、東北の方向である。その角に神仏を祀ることにより災難を逃れることができるという。古い家々の東北角に「お地蔵さま」が祀られている。地蔵は各地で見られるが、個人々々が祀るのは全国でも稀有なことという。これまでの調査では、70か所ほど確認されている。この日は2時間ほど歩いて10か所をお参りすることができた。

亀崎H


季節通信87千両・万両
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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