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大垣・水門川の橋 その6
大垣・水門川の橋 その5
大垣・水門川の橋 その4
大垣・水門川の橋 その3
大垣・水門川の橋 その2
大垣・水門川の橋 その1
大垣・水門川の26の橋
菊川の潮騒橋と高松川の水門
浜松御前崎自転車道線(県道376号)を東へ進むと、いよいよ御前崎に近づいてくる。一級河川菊川の河口に「潮騒橋」が架かっている。サイクリングの自転車・歩行者専用である。全長232m、幅員3m、平成7年(1995)年に完成した。
「4径間連続上路式PC吊床版橋」という構造形式で、世界でも類を見ない珍しい形だという。普通は上にあるアーチが、下向きに垂れるようになっている。「吊床版」というように、最下部のコンクリート版が吊り橋のような「引張りの力」が働いているのであろう。高く評価されていて、土木学会「田中賞」を授与されている。

どこかでよく似た形を見た覚えがある。岐阜県丸山ダムの下に架かっている「のぞみ橋」(このブログの2018年2月9日参照)である。「端部分離型上路式PC吊床版橋」という同じような型式である。平成15年(2003)完成で、やはり「田中賞」を受賞している。

潮騒橋の中ほどに展望・休憩用のデッキ部分があり、アート・モニュメントが置かれている。ここから上流側を眺めるととんがり帽子の水門が見える。これは菊川の支流「高松川」の水門で、高潮や想定されている東海地震の津波に対する防御施設である。


「4径間連続上路式PC吊床版橋」という構造形式で、世界でも類を見ない珍しい形だという。普通は上にあるアーチが、下向きに垂れるようになっている。「吊床版」というように、最下部のコンクリート版が吊り橋のような「引張りの力」が働いているのであろう。高く評価されていて、土木学会「田中賞」を授与されている。

どこかでよく似た形を見た覚えがある。岐阜県丸山ダムの下に架かっている「のぞみ橋」(このブログの2018年2月9日参照)である。「端部分離型上路式PC吊床版橋」という同じような型式である。平成15年(2003)完成で、やはり「田中賞」を受賞している。

潮騒橋の中ほどに展望・休憩用のデッキ部分があり、アート・モニュメントが置かれている。ここから上流側を眺めるととんがり帽子の水門が見える。これは菊川の支流「高松川」の水門で、高潮や想定されている東海地震の津波に対する防御施設である。


弁財天海浜公園と弁天大橋
太田川の東5kmほどの所、袋井と掛川の市境に弁財天川が流れている。長さ約4kmの二級河川で、流域面積4.5㎢ほどの水田地帯を流れている、。遠州灘に注ぐ河口周辺は「弁財天海浜公園」になっている。松林のある丘陵は、海から吹きつける風により打ち寄せられた砂山である。
入母屋屋根のある展望台周辺には枯れたマツが目立つ。海からの塩分や砂から田や畑を守るために植えられた松林であるが、松くい虫の被害を受けたものであろう。ヨシの生い茂る砂浜に、ハマボウの自生株が生えていた。

海岸に新たな砂防工事が施されている。クロマツは潮風や乾燥に耐える性質をもつので、海岸の砂防植栽に採用されている。角材を組み合わせた砂防壁に守られている。広大な砂丘地には強い風と陽光を利用した風力発電機と太陽光発電機が設置されていた。
もっとも下流の河口部に、水面と砂浜を跨ぐ長大な橋が架けられている。サイクリングロードの自転車専用橋で「弁天大橋」という。6径間のコンクリート造りで、平成3年に完成した。親柱の上に、天守閣の棟にあるような鯱の彫刻が飾られている。


入母屋屋根のある展望台周辺には枯れたマツが目立つ。海からの塩分や砂から田や畑を守るために植えられた松林であるが、松くい虫の被害を受けたものであろう。ヨシの生い茂る砂浜に、ハマボウの自生株が生えていた。

海岸に新たな砂防工事が施されている。クロマツは潮風や乾燥に耐える性質をもつので、海岸の砂防植栽に採用されている。角材を組み合わせた砂防壁に守られている。広大な砂丘地には強い風と陽光を利用した風力発電機と太陽光発電機が設置されていた。
もっとも下流の河口部に、水面と砂浜を跨ぐ長大な橋が架けられている。サイクリングロードの自転車専用橋で「弁天大橋」という。6径間のコンクリート造りで、平成3年に完成した。親柱の上に、天守閣の棟にあるような鯱の彫刻が飾られている。

