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佐久間ダム
佐久間ダムの説明をするには、ダム近くの「電力館」に掲げられている「説明看板」と「新聞記事」をお借りするのが手っ取り早い。看板には詳細な構造図が掲載されており、新聞ではこの事業に対する関係者の意気込みが伝わってくる。以下記事の抜粋・・・
「日本一の佐久間ダム・・・ダムの高さは約150m、これまでの最高・木曽川三浦ダムの2倍、丸ビルの5倍である。長さは270mでその上部は幅4mの道路となる。堰き止める水の総容量は3億3千万立方m、大きな人口湖となる。面積は諏訪湖の2倍、貯水量は琵琶湖の2分の1」

「この水を直径7m、1.15kmのトンネルで発電所に導き、145mの落差を利用して最大36万kwを発電する。総工費250億円、アメリカ式の大型土木機械を活用して2年半の短期で完成させる。昭和31年(1956)には本格送電を始める」
私が小学生のころ、「佐久間ダム」というニュースは「凄い」という印象だった。その後の半世紀の間にさらに巨大なダムが建設されたが、佐久間ダムは今でも日本第8位の大きさを誇っている。今まで近くを通りながら一度も見たことのない巨大事業の足跡を、今回初めて辿ることができた。


「日本一の佐久間ダム・・・ダムの高さは約150m、これまでの最高・木曽川三浦ダムの2倍、丸ビルの5倍である。長さは270mでその上部は幅4mの道路となる。堰き止める水の総容量は3億3千万立方m、大きな人口湖となる。面積は諏訪湖の2倍、貯水量は琵琶湖の2分の1」

「この水を直径7m、1.15kmのトンネルで発電所に導き、145mの落差を利用して最大36万kwを発電する。総工費250億円、アメリカ式の大型土木機械を活用して2年半の短期で完成させる。昭和31年(1956)には本格送電を始める」
私が小学生のころ、「佐久間ダム」というニュースは「凄い」という印象だった。その後の半世紀の間にさらに巨大なダムが建設されたが、佐久間ダムは今でも日本第8位の大きさを誇っている。今まで近くを通りながら一度も見たことのない巨大事業の足跡を、今回初めて辿ることができた。

