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伊勢湾岸自動車道「トゥインクル橋」
伊勢湾岸自動車道路が木曽三川の最下流部を渡るところに、ユニークな2本の橋が架かっている。「トゥインクル木曽川橋」と「トゥインクル揖斐川橋」である。長良川はというと、少し上流で揖斐川と合流しているので2橋となっている。
2橋は同じ構造・デザイン、同じ幅員(33m)であるが、「木曽川」の方は5径間(柱は4本)1145m、「揖斐川」は6径間(柱は5本)1397mである。合計約2500mという長大な橋で、「名港トリトン」や「豊田アローブリッジ」と並ぶ重要な橋である。

どちらも同じ「PC・鋼複合エスクトラドーズド橋」と呼ぶ、世界初の型式である。外観は「斜張橋」に類似していてケーブルが斜めに張られているが、一般のものより角度が緩い。主塔の高さも低い。桁の剛性が高く、構造的には「桁橋」に近いという。
大きな特徴の一つは、「プレストレストコンクリート(PC)」と「鋼」による複合である。橋脚付近は剛性の高い「PC桁」とし、中央部分は軽量な「鋼箱桁」としている。(写真の赤い矢印がその境界である)もう一つの特徴は施工方法で、コンクリート桁を5mのブロックにして架設する方法で、これにより作業効率が向上している。(黄色い矢印)

2橋は同じ構造・デザイン、同じ幅員(33m)であるが、「木曽川」の方は5径間(柱は4本)1145m、「揖斐川」は6径間(柱は5本)1397mである。合計約2500mという長大な橋で、「名港トリトン」や「豊田アローブリッジ」と並ぶ重要な橋である。

どちらも同じ「PC・鋼複合エスクトラドーズド橋」と呼ぶ、世界初の型式である。外観は「斜張橋」に類似していてケーブルが斜めに張られているが、一般のものより角度が緩い。主塔の高さも低い。桁の剛性が高く、構造的には「桁橋」に近いという。
大きな特徴の一つは、「プレストレストコンクリート(PC)」と「鋼」による複合である。橋脚付近は剛性の高い「PC桁」とし、中央部分は軽量な「鋼箱桁」としている。(写真の赤い矢印がその境界である)もう一つの特徴は施工方法で、コンクリート桁を5mのブロックにして架設する方法で、これにより作業効率が向上している。(黄色い矢印)

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