Entries
東海道 桑名宿
東海道本線や名神高速道路が名古屋から岐阜へ上がり、関が原を抜けて京都・大阪へ向かうので、このルートが “東海道” と思いがちである。しかし、元々の東海道はもっと南を通っている。名古屋熱田湊 (宮の宿) から舟で桑名まで渡り ( 「七里の渡し」 という) 亀山を経由するルートであり、現在整備中の新名神高速道路がこれに近い。関が原は、旧中山道の通過点である。

桑名宿も熱田宿 (昨年3月5日付けのブログ参照) 同様に、渡し舟を待つ旅人で賑わっていた。湊の西には舟番所や高札場が、南側には舟会所や人馬問屋などがあり、大名などが泊まる本陣もあった。しかし、昭和34年の伊勢湾台風により大被害を受け、港の外側に堤防が築かれたので、今では江戸時代と大きく異なる風景を見せている。
「宮の渡し」 には熱田神宮の最初の鳥居が立っていたが、「桑名の湊」 には伊勢神宮への第一の鳥居が立っている。江戸方面からはるばるお伊勢参りに来た旅人が、伊勢の国に到着して最初にくぐる鳥居である。これは、宇治橋の外側に使われていた鳥居を再利用している。外宮古殿の棟持柱が、遷宮から20年後に3度目のお役に立つこととなるのである


桑名宿も熱田宿 (昨年3月5日付けのブログ参照) 同様に、渡し舟を待つ旅人で賑わっていた。湊の西には舟番所や高札場が、南側には舟会所や人馬問屋などがあり、大名などが泊まる本陣もあった。しかし、昭和34年の伊勢湾台風により大被害を受け、港の外側に堤防が築かれたので、今では江戸時代と大きく異なる風景を見せている。
「宮の渡し」 には熱田神宮の最初の鳥居が立っていたが、「桑名の湊」 には伊勢神宮への第一の鳥居が立っている。江戸方面からはるばるお伊勢参りに来た旅人が、伊勢の国に到着して最初にくぐる鳥居である。これは、宇治橋の外側に使われていた鳥居を再利用している。外宮古殿の棟持柱が、遷宮から20年後に3度目のお役に立つこととなるのである

- 関連記事
-
- 宮の渡し (2015/04/01)
- 東海道 桑名宿 (2014/03/15)
- てらまち大浜 (2014/02/13)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/102-7d043ae5
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)