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加納宿の旧町役場
加納宿は、中山道の宿場の中で数少ない城下町でもあり、美濃16宿の中で最大の規模を誇っていた。この宿は、21の町からできていて街道沿いに軒が並ぶ細長い町である。現在の道路は舗装されてはいるが、道すじや幅員はほとんど変わっておらず、鍵状の折れ曲がりや道標なども残っていて往時を偲ぶことができる。

町の中ごろに、廃墟のような建物 (失礼) を見つけた。説明書きには、“岐阜市が誇る歴史的建造物 「旧加納町役場」 ” とある。国内屈指の和傘生産地で、文教の町でもあった旧稲葉郡加納町を象徴する建物である。昭和15年に合併した後、岐阜市役所加納支所となった。
完成は大正15年 (1926)、京都帝国大学教授の武田五一が設計した。様式は 「イスパニア式」、鉄筋コンクリート造りで基礎は 「フーチング式」、当時の最先端技術を駆使している。現在は、国の登録文化財に指定されているが、耐震性が不足しているので立ち入りは禁止されている。


町の中ごろに、廃墟のような建物 (失礼) を見つけた。説明書きには、“岐阜市が誇る歴史的建造物 「旧加納町役場」 ” とある。国内屈指の和傘生産地で、文教の町でもあった旧稲葉郡加納町を象徴する建物である。昭和15年に合併した後、岐阜市役所加納支所となった。
完成は大正15年 (1926)、京都帝国大学教授の武田五一が設計した。様式は 「イスパニア式」、鉄筋コンクリート造りで基礎は 「フーチング式」、当時の最先端技術を駆使している。現在は、国の登録文化財に指定されているが、耐震性が不足しているので立ち入りは禁止されている。

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