Entries
恵那の「保古の湖」
岐阜県恵那市と中津川市の境に、保古の湖という人口の湖がある。標高900m、周囲約5km、最も深いところは15mである。ボートに乗り、ワカサギ釣りを楽しむことができる。湖畔には、国民宿舎 「恵那山荘」 を中心に、動植物を展示した 「保古自然館」 があり、芝生の中にはバンガローやバーベキューハウスなども整っている。

明治・大正の時代、木曽川の支流阿木川の流域 「東野村」 は水田が少ないので、上流を堰き止めて水を溜め、開墾地に潅漑すれば飛躍的に生産力が増大すると期待されていた。大正10年から昭和初期にかけて堤防を造ってできたのが「保古の湖」である。貯水量は約60万トン、導水路の延長は、5500mにもおよび、東野村だけでなく大井・坂本方面にも利用されたという。
戦後の食糧難の時代に、さらに堤防の嵩上げなどを行い、貯水量を76万トンまで増強した。土盛りによる堤防には、色鮮やかな山草が咲いていた。 (左:ウツボグサ 右:ノアザミ)



明治・大正の時代、木曽川の支流阿木川の流域 「東野村」 は水田が少ないので、上流を堰き止めて水を溜め、開墾地に潅漑すれば飛躍的に生産力が増大すると期待されていた。大正10年から昭和初期にかけて堤防を造ってできたのが「保古の湖」である。貯水量は約60万トン、導水路の延長は、5500mにもおよび、東野村だけでなく大井・坂本方面にも利用されたという。
戦後の食糧難の時代に、さらに堤防の嵩上げなどを行い、貯水量を76万トンまで増強した。土盛りによる堤防には、色鮮やかな山草が咲いていた。 (左:ウツボグサ 右:ノアザミ)


コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/130-655b2d96
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)