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新城の長篠発電所
寒狭川 (豊川の別名) は、愛知県東部の段戸山に源を発し、「長篠城」 の南で宇連川と合流した後、豊橋市で三河湾に注ぐ。長篠の城跡から3kmほど遡ったところ、奇岩からなる渓流に 「長篠発電所」 がある。明治45年、当時の豊橋電気株式会社 (現在は中部電力) により運転が開始された。当初は出力500kwであったが、大正3年、出力750kw (住宅150戸分に相当) に増設された。この発電所は今も現役である。

型式は 「ナイヤガラ型」、水車と発電機を縦軸で結び、水を真直下に落として水車を回す構造である。これは、当時最新鋭の米国 「ナイヤガラ発電所」 をモデルとした画期的なもので、我が国では最初に採用されたものである。下の写真は水の落とし口、ここから内径150cmの鉄管を使い、約23m流下させて発電するのである。


型式は 「ナイヤガラ型」、水車と発電機を縦軸で結び、水を真直下に落として水車を回す構造である。これは、当時最新鋭の米国 「ナイヤガラ発電所」 をモデルとした画期的なもので、我が国では最初に採用されたものである。下の写真は水の落とし口、ここから内径150cmの鉄管を使い、約23m流下させて発電するのである。

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