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明治用水頭首工

 矢作川を水源とする明治用水は、江戸時代 (1808) に計画されたが、完成を見たのは明治13年(1880)のことである。この用水により、安城市を中心に8000haもの農地が拓かれ、「日本のデンマーク」 とも呼ばれる農業先進地になった。今でも地域発展の大動脈となっている。
 当初は、この地点より2kmほど上流の 「草堰」 から取水していた。2代目は明治34年に築造された、300m上流の石造り堰堤である。これも老朽化したので、昭和32年 (1957) に現在の頭首工が整備されたのである。(下の写真)

明治用水B

 川幅いっぱいに水を堰き止める堰堤の長さは167m、高さは14.5mである。7つの水門と、左岸側には魚道、右岸側には土砂吐がある。上部は東行1車線の普通道路になっている。
 下の写真は、明治用水の先端部である。堰堤で止められた水が水門をくぐり、まず8つの排砂門に到る。そこから調整門でコントロールされながら幹線水路へと流れて行くのである。

明治用水マップ

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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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