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松重閘門
白鳥庭園からさらに上流へ進むと松重閘門がある。閘門とは、水位の異なる運河などで船を上下させるための装置である。大正の中ごろ、中川運河の開削と堀川との連絡が計画された。しかし、中川運河は、この地点では約1mほど水位が低いので、閘門を造る必要が生じたのである。

昭和6年に供用されて以来、長年にわたり重要な水運施設として利用されていた。しかし、昭和30年代後半からはトラック輸送が活発となり、昭和51年にはその効用を終えることとなる。しかし、そのエキゾチックな尖塔を惜しむ声が高く、機能は失ったが建造物は残されることとなった。
昭和61年に名古屋市の有形文化財、平成5年に都市景観重要建築物等に指定され、平成22年には土木学会により選奨土木遺産に選ばれている。建設後80年近く経過して老朽化が進み、壁のはく離が心配されたので、耐震補強も含めて平成23年に補修を完了した。


昭和6年に供用されて以来、長年にわたり重要な水運施設として利用されていた。しかし、昭和30年代後半からはトラック輸送が活発となり、昭和51年にはその効用を終えることとなる。しかし、そのエキゾチックな尖塔を惜しむ声が高く、機能は失ったが建造物は残されることとなった。
昭和61年に名古屋市の有形文化財、平成5年に都市景観重要建築物等に指定され、平成22年には土木学会により選奨土木遺産に選ばれている。建設後80年近く経過して老朽化が進み、壁のはく離が心配されたので、耐震補強も含めて平成23年に補修を完了した。

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