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一宮・起渡船場跡

 一宮市の木曽川沿い 「起(おこし)」 地区は、かつて美濃路の宿場町であった。美濃路は、中山道垂井宿と東海道宮宿を結ぶ脇往還である。東海道の宮から桑名までは、「七里の渡し」 と呼ばれる海上の道であり、この難所を避けるために利用された街道である。
 木曽川を渡るため起には、上流から 「定渡船場」 「宮河戸」 「船橋河戸」 の3渡船場があった。その中で、常時旅人に利用されていたのは 「定渡船場」 であり、4艘の渡し舟と20人の船頭が用意されていたという。

起渡船場1

 この渡し舟は、愛知と岐阜を結ぶ重要な交通手段だったので、昭和31年に濃尾大橋が完成するまで利用されていた。船着場へ通ずる道は、現在、堤防を抜けて川原に出るための閘門として残っている。昭和29年に造られた 「起第一陸閘」 である。「陸閘」 とは、普段は開放されているが洪水時には扉が閉まって、暫定的に堤防の役割を果たす施設のことである。

起渡船場マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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