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松平東照宮と家康産湯の井戸
豊田市駅の東10kmほどにある松平郷は、徳川家発祥の地である。伝承によれば、時宗の遊行僧 「徳阿弥」 が諸国を流浪した後、松平郷の土豪在原氏の婿となり、松平親氏と名乗ったのが始まりという。現在の松平東照宮は、親氏以来居館とした地であったが、元和5年 (1619) に家康を祀って東照宮となった。地域一帯は山に囲まれた景勝の地で、松平城跡や松平家の菩提寺 「高月院」 などがある。

東照宮の一角に、松平家が代々産湯に使った井戸がある。家康は天文11年 (1542) に岡崎城で生まれたが、この井戸の水を竹筒に汲んで、早馬で届けたといわれている。樹林の根元に 「フタバアオイ」 の群落があった。徳川家の御紋 「三葉葵」 は3枚の葉を描いているが、三葉のアオイは存在せず、このフタバアオイ(対生で2枚)をデザインしたものである。


東照宮の一角に、松平家が代々産湯に使った井戸がある。家康は天文11年 (1542) に岡崎城で生まれたが、この井戸の水を竹筒に汲んで、早馬で届けたといわれている。樹林の根元に 「フタバアオイ」 の群落があった。徳川家の御紋 「三葉葵」 は3枚の葉を描いているが、三葉のアオイは存在せず、このフタバアオイ(対生で2枚)をデザインしたものである。

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