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志段見砂防堰堤

 「砂防堰堤」 という言葉は、一般の人には馴染みが薄いかも知れない。山間の枝川や谷川から本川に土砂を流出させないためのダムのことである。 「志段見」 は、岐阜県長良川の支流 「岩舟川」 の山裾あたりの地名で、金華山・岐阜城のちょうど北側に位置している。
 明治初期、日本政府に請われてオランダから来日し、「砂防・治山の父」 とも謳われたデ・レーケが、木曽川下流の洪水防止工事に先駆けて提案した上流域砂防工事のひとつである。幅約15m、高さ約5m、角度42度に現地の岩を組んだ構造物である。最下層に横たえた丸太の土台が、130年ほど経た今も、しっかりと石積みを支えている。

砂防堰堤A

 この日は、木曽三川フォーラムや中部産業遺産研究会などの方々による現地調査があり、当社は三次元測量のお手伝いをするために参加した。3Dレーザースキャナ (下の写真) を使用することにより、対象物に触れることなく地形や構造物の立体的な測量が可能である。複雑な形状の構造物や近寄りがたい土砂崩れの現場などで威力を発揮する新技術である。

砂防堰堤マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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