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伊勢神宮の樹林
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。このブログも足掛け3年目に入ります。みなさまにご愛読いただけますよう、さらに充実した話題を掲載してまいります。
さて、昨日の大晦日には熱田神宮の話題を載せました。今日元旦は、伊勢神宮の話題です。伊勢神宮は一昨年、20年に一度の式年遷宮を終えました。社殿全てを建て替えるほか、あらゆる御装束神宝も一新します。これは、永遠に再生を繰り返す 「常若」 の心を形にしたものといわれます。

一方、社殿を取り囲む樹林は、太古から保全されてきました。日本列島西南部に自生する 「照葉樹林」 が広大な面積で残されています。こちらは、 「悠久」 の心だと思います。総面積は約5500ha、その中でも内宮、外宮を取り囲むそれぞれ約90haは 「神域」 と呼ばれ、樹木の伐採は絶対に行いません。そのため、参道沿いには直径が2mを越すようなスギやクスノキの大木が林立しています。

私ごとですが、私は今年で “数え年70歳”、いわゆる「古稀」を迎えました。杜甫の詩にある “人生七十古来稀なり” からの言葉です。しかし、昔と違って寿命が長くなり、老人が多くなった現在、70歳では 「稀 (まれ) 」 とはいえません。体力・気力ともに、まだまだ若さを保っている人が多いと思います。ちなみに私は今、名古屋工業大学の大学院に入学し、若い学生と一緒に学んでいます。修士論文の研究テーマは、「伊勢神宮外宮の樹林景観に関する研究」 です。伊勢神宮にあやかって、「常若」 と 「悠久」 の精神で歩んでいきたいと考えています。
さて、昨日の大晦日には熱田神宮の話題を載せました。今日元旦は、伊勢神宮の話題です。伊勢神宮は一昨年、20年に一度の式年遷宮を終えました。社殿全てを建て替えるほか、あらゆる御装束神宝も一新します。これは、永遠に再生を繰り返す 「常若」 の心を形にしたものといわれます。

一方、社殿を取り囲む樹林は、太古から保全されてきました。日本列島西南部に自生する 「照葉樹林」 が広大な面積で残されています。こちらは、 「悠久」 の心だと思います。総面積は約5500ha、その中でも内宮、外宮を取り囲むそれぞれ約90haは 「神域」 と呼ばれ、樹木の伐採は絶対に行いません。そのため、参道沿いには直径が2mを越すようなスギやクスノキの大木が林立しています。

私ごとですが、私は今年で “数え年70歳”、いわゆる「古稀」を迎えました。杜甫の詩にある “人生七十古来稀なり” からの言葉です。しかし、昔と違って寿命が長くなり、老人が多くなった現在、70歳では 「稀 (まれ) 」 とはいえません。体力・気力ともに、まだまだ若さを保っている人が多いと思います。ちなみに私は今、名古屋工業大学の大学院に入学し、若い学生と一緒に学んでいます。修士論文の研究テーマは、「伊勢神宮外宮の樹林景観に関する研究」 です。伊勢神宮にあやかって、「常若」 と 「悠久」 の精神で歩んでいきたいと考えています。
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