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伊豆の河津桜
「河津桜」 は、比較的新しい品種であり、「河津の桜並木」 も新しい名所である。しかし、花が濃いピンク色であり、3月初めには満開になる早咲きであることから人気はうなぎのぼりとなり、全国各地にも名所が出来つつある。
品種的には、南国の 「緋寒桜 (ひかんざくら) 」 と早咲きの 「大島桜」 の自然交配種と考えられている。早咲きの性質は両親から、桃のようなピンク色は緋寒桜からもらったものであろう。江戸時代に作出され、今では桜の代名詞ともなっている「染井吉野」同様に広まるかもしれない。

伊豆急行線の河津駅を降りるとすぐ、線路沿いに並木があり、川の堤防へと導かれていく。堤防上の散策路には、覆いかぶさるようにして花が咲いている。昭和50年に 「町の木」 に定められたころから植栽が進み、今では7000本を越える桜が植えられているという。
駅から1.3kmほど上流に 「河津桜原木」 がある。この “発祥の木” 自体が、樹齢60年という若さである。その近くの来宮神社の境内に、樹齢1000年といわれるクスノキの大木がある。幹周り14m、樹高24mという堂々とした老樹で、屋久島の縄文杉と同じような感動を覚えた。

品種的には、南国の 「緋寒桜 (ひかんざくら) 」 と早咲きの 「大島桜」 の自然交配種と考えられている。早咲きの性質は両親から、桃のようなピンク色は緋寒桜からもらったものであろう。江戸時代に作出され、今では桜の代名詞ともなっている「染井吉野」同様に広まるかもしれない。

伊豆急行線の河津駅を降りるとすぐ、線路沿いに並木があり、川の堤防へと導かれていく。堤防上の散策路には、覆いかぶさるようにして花が咲いている。昭和50年に 「町の木」 に定められたころから植栽が進み、今では7000本を越える桜が植えられているという。
駅から1.3kmほど上流に 「河津桜原木」 がある。この “発祥の木” 自体が、樹齢60年という若さである。その近くの来宮神社の境内に、樹齢1000年といわれるクスノキの大木がある。幹周り14m、樹高24mという堂々とした老樹で、屋久島の縄文杉と同じような感動を覚えた。

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