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知立市・三河八橋のカキツバタ
≪再掲:2014・05・26≫
“から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思う”
平安時代を代表する歌人・在原業平は、東国への旅の途中で三河国八橋に立ち寄り、句の頭に 「か・き・つ・は・た」 の5文字を据えて名句を残しました。これ以後八橋は、カキツバタの名勝地として天下に喧伝さるることとなりました。今も毎年5月になると、八橋山無量寿寺の庭園に数万本のカキツバタが咲き誇ります。

江戸中期の尾形光琳は、八橋や杜若にかかわる名画を数多く残しています。国宝 「杜若図屏風」 は、東京・根津美術館に所蔵されていますが、その限定版の写しが「知立市八橋史跡保存館」に展示されています。この保存館には、在原寺や無量寿寺を再興し、煎茶による茶道を確立した 「方巌売茶翁」 の資料も所蔵されています。

“から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思う”
平安時代を代表する歌人・在原業平は、東国への旅の途中で三河国八橋に立ち寄り、句の頭に 「か・き・つ・は・た」 の5文字を据えて名句を残しました。これ以後八橋は、カキツバタの名勝地として天下に喧伝さるることとなりました。今も毎年5月になると、八橋山無量寿寺の庭園に数万本のカキツバタが咲き誇ります。

江戸中期の尾形光琳は、八橋や杜若にかかわる名画を数多く残しています。国宝 「杜若図屏風」 は、東京・根津美術館に所蔵されていますが、その限定版の写しが「知立市八橋史跡保存館」に展示されています。この保存館には、在原寺や無量寿寺を再興し、煎茶による茶道を確立した 「方巌売茶翁」 の資料も所蔵されています。

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