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高隆寺大橋

 岡崎市の東部、岡崎中央総合公園と東公園を結ぶ道路、岡崎市民病院近くにこの橋はある。橋の上を走っていると、御影石一枚板の橋名板やコブシの植栽、パンチングプレートの高欄など景観に配慮した橋だと思われるが、橋の下から眺めるとさらに個性と美しさを求めていることがわかる。

高隆寺大橋

 橋長170mの鋼床版箱型ラーメン橋である。橋脚は2本あるが、そのうちの1本が非常にユニークな形をしている。Y字型をした鋼橋脚から長短2本の枝が橋軸方向へ斜めに伸び、橋を支えているのである。この構造は、世界でも例のない新形式であるという。2つの公園や市民病院に近いこの橋を、優れたデザインにしたいと思う市当局と、当社(中部復建)の技術陣とが協働した成果である。平成6年3月に完成した。

高隆寺大橋マップ
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[C30] トランプエレメント

島根県安来市広瀬町には嘉羅久利神社というものがあり、スサノオが祭られている。嘉羅久利とはカラクリで機械の古語であるという。紀貫之の新古今和歌集の序文には、あらかねのつちはスサノオノミコトより起こりける。と記紀神話のはなしが、載っているのだが、このあらかねとはつちの枕詞とされている。しかしながらこの両者の情報を掛け合わせると、あらかねとは新しい金属のことで、つまりは鋼(ハガネ)の作り方は出雲が開発し一部、機械の部品としたという想像が働く。日本機械学会の方などに、詳しい方がいればお答え願いたいと思うのです。
  • 2022-01-27 18:06
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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