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八丁味噌蔵
「愛知の豆味噌」 といわれるように、この地方 (尾張・三河・美濃・飛騨) は、米麹・麦麹を使わず豆だけでつくる、独特の味噌文化をもっている。その代表格が、岡崎の「八丁味噌」である。その名の由来は、今から600年も昔に、岡崎城から8丁離れた八丁町 (現在は八帖町) で造られ始めたことによる。今でも、お城と矢作川に挟まれた八帖町には、白壁・黒板張りの土蔵 (味噌蔵) の並ぶ見事な蔵屋敷を見ることができる。

八丁味噌は、二夏ニ冬かけてじっくりと熟成される。製法も伝統を守り、吉野杉でつくられた高さ2mの仕込み樽に原料を入れ、その上に重石を円錐状に積み上げるのである。工場の片隅に、樽のための杉板と重石の玉石が保管されていた。


八丁味噌は、二夏ニ冬かけてじっくりと熟成される。製法も伝統を守り、吉野杉でつくられた高さ2mの仕込み樽に原料を入れ、その上に重石を円錐状に積み上げるのである。工場の片隅に、樽のための杉板と重石の玉石が保管されていた。

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