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御油の松並木
赤坂宿と御油宿の間に堂々とした松並木が残っている。慶長9年に家康の命により整備された東海道松並木の一部で、これだけまとまって見えるところは珍しい。約600mにわたって約300本が並んでいる。周辺がまだ都市化されていない昔ながらの田園地帯で、遠くに望む三河山間地の風景も美しい。昭和19年に、国の天然記念物に指定されている。

並木の東端に、「天然記念物 御油ノ松並木」 と記した石柱が立っている。松の幹を見ると、樹皮の割れ目がくっきりとした亀甲模様になっている。これは 「三河黒松」 の大きな特徴であるという。
ひとつ気になるのが、たくさんの松に 「マツグミ」 が寄生していることである。マツグミは、ヤドリギ科の常緑樹で、マツやモミの枝に根を食い込ませ、水分や養分を奪い取る。松を枯らすことは無いかもしれないが、勢力を弱めることは間違いないものと考えられる。


並木の東端に、「天然記念物 御油ノ松並木」 と記した石柱が立っている。松の幹を見ると、樹皮の割れ目がくっきりとした亀甲模様になっている。これは 「三河黒松」 の大きな特徴であるという。
ひとつ気になるのが、たくさんの松に 「マツグミ」 が寄生していることである。マツグミは、ヤドリギ科の常緑樹で、マツやモミの枝に根を食い込ませ、水分や養分を奪い取る。松を枯らすことは無いかもしれないが、勢力を弱めることは間違いないものと考えられる。

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