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世界遺産の村「ホッロークー」

 ブダペストから、東北へ100kmほど行ったところに、世界で始めて 「世界遺産」 に認定された 「ホッロークー」 の村落がある。13世紀、蒙古の攻撃から逃れてきたトルコ系クマン人の末裔パローツ人が住む村である。彼らはハンガリー人の邪魔にならないよう、冬は雪に閉ざされてしまうような、この奥地に定住したのだという。

ホッロークーB

 そのことが独自の文化を育むこととなり、今も個性的な民族衣装や舞踊、陶器や食事などに残されている。建物は木造で、泥と藁に石灰を塗った白壁と赤褐色の屋根瓦が特徴である。入母屋造り風の破風面に、家ごとに異なる模様がついているのも興味深い。
 古民家は60軒ほど保存され、300人ほどが生活している。道路も古風な石張りで、井戸や柵、標識やマンホールにまで景観的配慮が行き届いている。建物の維持・補修に多額の費用が必要であり、むしろ新築する方が安価であるという。ちなみに、「ホッロー」 はカラスのことで、「クー」 というのは石のことである。村の伝説に由来する名前である。

ホッロークーC

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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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