Entries
豊橋市の葦毛湿原(その2)
少し寄り道をしましたが、ふたたび東海道を歩きます・・・
豊橋駅の東南約7km、丘陵地の裾野に広大な湿原がある。面積約3ha、葦毛湿原という。このあたり一帯の里山は、縄文時代の昔から人が住みついてきた。しかし、農業用ため池のさらに上流にある痩せ地であるため、人の手が入らないまま今に至っている。
平成に入って、多様な植物の自生地としての価値が見出されて、小規模な保全活動が行なわれるようになった。しかし、乾燥化や森林の侵入が進んで、イヌツゲやコシダなどが、かよわい食虫植物などの湿地植物を圧迫するようになってきた。

元の多様な環境に戻すための大規模な復元作業が3年前から始まっている。この作業には、市文化財センターの専門家やボランティアの人たちが協力している。表面にかぶさってしまった土を取り除くと、沢から流れ込む水と日照が回復し、眠っていた 「埋土種子」 が芽吹いてくる。作業をまだ数年つづけ、豊かな湿原を取り戻すのだという。

≪白い花はシラタマホシクサ:黄色い花はミミカキグサ:赤い葉はモウセンゴケ≫
豊橋駅の東南約7km、丘陵地の裾野に広大な湿原がある。面積約3ha、葦毛湿原という。このあたり一帯の里山は、縄文時代の昔から人が住みついてきた。しかし、農業用ため池のさらに上流にある痩せ地であるため、人の手が入らないまま今に至っている。
平成に入って、多様な植物の自生地としての価値が見出されて、小規模な保全活動が行なわれるようになった。しかし、乾燥化や森林の侵入が進んで、イヌツゲやコシダなどが、かよわい食虫植物などの湿地植物を圧迫するようになってきた。

元の多様な環境に戻すための大規模な復元作業が3年前から始まっている。この作業には、市文化財センターの専門家やボランティアの人たちが協力している。表面にかぶさってしまった土を取り除くと、沢から流れ込む水と日照が回復し、眠っていた 「埋土種子」 が芽吹いてくる。作業をまだ数年つづけ、豊かな湿原を取り戻すのだという。

≪白い花はシラタマホシクサ:黄色い花はミミカキグサ:赤い葉はモウセンゴケ≫
- 関連記事
-
- 斎宮の「どんど花」群落 (2016/06/16)
- 豊橋市の葦毛湿原(その2) (2015/09/09)
- 知立市・三河八橋のカキツバタ (2015/05/22)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/218-c02aa7aa
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)