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二川宿の「旅籠と商家」
本陣資料館には、本陣に隣接する 「清明屋」 という旅籠屋も公開されている。この建物は、文化14年 (1817)に建てられたもので、主屋・繋ぎの間・奥座敷で構成された旅籠屋建築の様式をよく残している。平成14年より改修工事が行なわれ、間取図の残る江戸時代末期の姿に復元された。入口を入ると上り框があり、草鞋を脱ぐ旅人の姿を再現する人形が展示されていて、往時の様子を見ることができる。狭い土間を奥に進むと奥座敷の手前につるべ井戸がある。

本陣や清明屋と道を挟んだ反対側に、間口6間半、奥行6間という堂々たる商家がある。味噌・醤油の醸造業 「西駒屋」 である。切妻造桟瓦葺で街道沿いは格子窓となっている。注目されるのは、非常に丁寧に加工された五角形の二段石積みである。お施主とその意を受けた石工とのこだわりが創り上げた、まさに 「いい仕事」 であろう。明治後期に建てられたもので、現在、国登録有形文化財になっている。


本陣や清明屋と道を挟んだ反対側に、間口6間半、奥行6間という堂々たる商家がある。味噌・醤油の醸造業 「西駒屋」 である。切妻造桟瓦葺で街道沿いは格子窓となっている。注目されるのは、非常に丁寧に加工された五角形の二段石積みである。お施主とその意を受けた石工とのこだわりが創り上げた、まさに 「いい仕事」 であろう。明治後期に建てられたもので、現在、国登録有形文化財になっている。

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