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丸子宿の茶屋

 東海道難所のひとつ宇津ノ谷峠は、道幅も1間半 (約2.7m) と狭いが、丸子では2間半、安倍川に至ると3間半と広くなっていく。丸子宿は、街道の両側に人家が並んでいるだけの細長い町並みであったという。
 ここで旅人を慰めたのは、有名な 「とろろ汁」 で、歌川広重の浮世絵 「東海道五十三次」 にもその風景が描かれている。ところが、その絵とまったく同じ茶店が今も残っているのである。茅葺の屋根、手前の庭木、後の丸い山まで同じであるのに驚いた。創業は慶長元年 (1596)、今から400年以上前とのこと。私の訪れた日はお店が休みで、とろろ汁を頂けなかったのが残念である。

丸子宿D

 手前の丸子川に橋があり、その親柱に 「まりこはし」 との銘板が掛かっている。茶屋前の石碑には「鞠子宿」と刻んであることから、丸子は鞠子とも書いたのであろう。
 松尾芭蕉は、この宿で 「梅若菜まりこの宿のとろゝ汁」と詠んでいる。

丸子宿マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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