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小田井遊水地(庄内緑地)
洗堰の近くには、もう1つの洪水対策施設がある。「小田井遊水地」 と呼ぶ “囲繞堤” で囲われた水貯めである。面積約40ha、洪水時には140万㎥もの水を貯えることができる。しかし普段は、庄内緑地という公園であり、人々の憩いの空間となっている。
この遊水地には、いろいろな歴史があった。戦争中の昭和15年には、防空緑地として計画され、愛知県によって用地の買収が行なわれた。しかし、戦後の農地解放制度により耕作地に戻ってしまった。昭和44年ごろから再び民有地の買収が進められた。遊水地として概成したのは平成元年になってからである。

公園の整備は昭和40年代から進められ、完成した区域から順次利用できるようになった。植栽された樹木は、今ではずいぶんと生育が進み、立派な樹林を構成している。写真①は、菜の花畑・ボート池・メタセコイア樹林である。②は正面入口広場の噴水、③は中央広場の芝生とケヤキの大木である。園内にはいくつかの彫刻作品④も設置されている。
写真⑤は「ドッグラン」、犬の鎖を外して自由に駆け回らせることのできる広場である。後方の工作物は水門である。洪水が収まって、庄内川の水位が下がった後に、ゲートを開いて遊水地に貯まった水を本流へ戻す装置である。

この遊水地には、いろいろな歴史があった。戦争中の昭和15年には、防空緑地として計画され、愛知県によって用地の買収が行なわれた。しかし、戦後の農地解放制度により耕作地に戻ってしまった。昭和44年ごろから再び民有地の買収が進められた。遊水地として概成したのは平成元年になってからである。

公園の整備は昭和40年代から進められ、完成した区域から順次利用できるようになった。植栽された樹木は、今ではずいぶんと生育が進み、立派な樹林を構成している。写真①は、菜の花畑・ボート池・メタセコイア樹林である。②は正面入口広場の噴水、③は中央広場の芝生とケヤキの大木である。園内にはいくつかの彫刻作品④も設置されている。
写真⑤は「ドッグラン」、犬の鎖を外して自由に駆け回らせることのできる広場である。後方の工作物は水門である。洪水が収まって、庄内川の水位が下がった後に、ゲートを開いて遊水地に貯まった水を本流へ戻す装置である。

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