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伊勢神宮 宇治橋

                                            ≪2014・03・12の再掲≫
 20年に一度の式年遷宮を平成26年秋に終えた伊勢神宮には、例年にも増して多くの参詣者が訪れている。内宮 (ないくう) をお参りするときに、最初に渡るのが五十鈴川に架かる 「宇治橋」 である。長さ101.8m、幅8.42m、総ヒノキ造り純和風の橋である。丸い欄干の上には、16基の銅製の擬宝珠が付く。橋脚は三本立て13組、合計39本のケヤキ丸太である。

宇治橋B

 宇治橋も20年ごとに架け替えられる (造替という) 。今回は、平成25年の社殿遷宮に先立って、平成21年に渡始式が行われた。社殿のための御用材も、大径木のヒノキ丸太の入手が困難になっているが、橋脚のケヤキはそれ以上に見つけるのが難しいという。宇治橋を渡る前に大きな鳥居をくぐる。ここは俗界と聖界の境であり、身も心も清浄な雰囲気に包まれる。この鳥居は、外宮古殿の棟持柱が再利用されたものである。同じように渡り切ったところの鳥居は、内宮古殿の棟持柱が使われている。

宇治橋マップ

 今日と明日、主要国首脳会議 (サミット) が伊勢志摩で開催される。中部国際空港に降り立った首脳たちは伊勢市に集まり、会議に先立って内宮の参拝を行った。内宮の入り口広場から順番に宇治橋を渡る各国の大統領や首相たちの姿がテレビに大きく映し出されていた。真っ直ぐ前を見て歩く人もあれば、五十鈴川の清流や照葉樹の森を眺めながら歩く方もある。西洋の人たちの目には、日本本来の自然や日本文化の粋ともいえる伊勢神宮がどのように映ったのであろう。

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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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