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沼津市の御成橋
沼津市を流れる狩野川の下流部、県道139号線が渡る橋を 「御成橋 (おなりばし) 」 という。沼津御用邸に向かう皇族がお通りになることから名付けられた。橋長130m、幅員15.6m、「下路バランス・ソリッド・リブタイドアーチ橋」 という長い名前の型式である。
狩野川に初めて橋が架けられたのは明治9年のこと。木製の橋で、沼津港に近いことから 「湊橋」と命名された。その後、明治45年に初の鉄橋が架けられた。初代「御成橋」である。現在の橋は、鉄橋としては2代目で、昭和12年に架け替えられた。

橋の中ほどの部材に、強い力で押されたような窪みがある。すぐ上の説明板には 「空襲跡」 とある。昭和20年4月11日、橋の西北端に落ちた爆弾により、橋の欄干が10m以上も吹き飛ばされたという。鉄板の窪みはそのときの傷跡で、“戦争の惨禍を後世に伝えるために” そのままにしてあるのだと記されている。

狩野川に初めて橋が架けられたのは明治9年のこと。木製の橋で、沼津港に近いことから 「湊橋」と命名された。その後、明治45年に初の鉄橋が架けられた。初代「御成橋」である。現在の橋は、鉄橋としては2代目で、昭和12年に架け替えられた。

橋の中ほどの部材に、強い力で押されたような窪みがある。すぐ上の説明板には 「空襲跡」 とある。昭和20年4月11日、橋の西北端に落ちた爆弾により、橋の欄干が10m以上も吹き飛ばされたという。鉄板の窪みはそのときの傷跡で、“戦争の惨禍を後世に伝えるために” そのままにしてあるのだと記されている。

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