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防災倉庫
富士市新橋町に防災倉庫を見つけた。老人憩いの家を兼ねた公民館の駐車場に建てられている。中は見ていないが、救助のための道具や医薬品、非常食などが貯えられているのだろう。すぐ近くに海抜を示す標識があった。地表から1mほどのところが3.6mと記してある。
大地震により5mもの津波に襲われると防災倉庫自体が水を被ってしまう。公民館もコンクリート造りではあるが、2階や屋上に逃げ込めば大丈夫なのだろうか?間近に迫るという南海トラフ地震や、かなり以前から危惧されている東海沖地震を考えると、災害への備えはどれだけやってもやり過ぎということはないように思う。

沼津市で「狩野川堤」を歩いてみた。60年ほど前に伊豆半島や関東地域を襲った 「狩野川台風」 を思い出す。昭和33年9月27日、神奈川県東部に上陸した台風22号のことである。風害は比較的軽微であったが、時間120mm、総雨量750mmを越える豪雨が伊豆半島の山地に降り、狩野川流域に大被害をもたらしたのである。
上流域では、戦中・戦後の木材伐採のために荒れている山地が鉄砲水や土石流を起こし、中流域の修善寺あたりでは橋桁にひっかかった流木がダムとなって水を堰きとめ、そのダムが決壊したために下流域で大水害を発生させたのである。流域だけで800人を超す被害者があったという。災害は忘れた頃にやってくるという。伊勢湾台風や阪神淡路大震災、東日本大震災や熊本地震を永く心に刻み、次の災害に備えなければならない。

大地震により5mもの津波に襲われると防災倉庫自体が水を被ってしまう。公民館もコンクリート造りではあるが、2階や屋上に逃げ込めば大丈夫なのだろうか?間近に迫るという南海トラフ地震や、かなり以前から危惧されている東海沖地震を考えると、災害への備えはどれだけやってもやり過ぎということはないように思う。

沼津市で「狩野川堤」を歩いてみた。60年ほど前に伊豆半島や関東地域を襲った 「狩野川台風」 を思い出す。昭和33年9月27日、神奈川県東部に上陸した台風22号のことである。風害は比較的軽微であったが、時間120mm、総雨量750mmを越える豪雨が伊豆半島の山地に降り、狩野川流域に大被害をもたらしたのである。
上流域では、戦中・戦後の木材伐採のために荒れている山地が鉄砲水や土石流を起こし、中流域の修善寺あたりでは橋桁にひっかかった流木がダムとなって水を堰きとめ、そのダムが決壊したために下流域で大水害を発生させたのである。流域だけで800人を超す被害者があったという。災害は忘れた頃にやってくるという。伊勢湾台風や阪神淡路大震災、東日本大震災や熊本地震を永く心に刻み、次の災害に備えなければならない。

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