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三島熔岩流

  日本列島の周辺では、4枚のプレートが重なり合っている。ユーラシアプレートと北アメリカプレートの間へ楔を打ち込むように、フィリピン海プレートが衝突する先端が伊豆半島である。そのため割れ目となったのがフォッサマグナであり、そこに10万年前に噴出したのが富士山である。
 約1万年前の富士山噴火では、大量の熔岩が流れ出した。南へ流れ出した熔岩は、流動性が高かったので、約40kmも離れた三島まで到達して固まった。その露頭は、楽寿園内のいたるところに見ることができる。

熔岩C

 固まった熔岩の形は、餅状とか塚状、あるいは縄状といった名前で表現されるが、楽寿館の裏手には「縄状」の巨大な熔岩が顔を見せている。岩の表面は苔蒸していて、割れ目には木の根がまつわりついている。右の写真は、カゴノキが熔岩に絡んでいる様子である。三島熔岩は硬い玄武岩であるため、石材としての需要も高かった。園内には、過去に切り出された跡も残っている。
 この貴重な自然は保存のため、熔岩・湧水・実生自然林・景観も含めて、昭和29年に国の「天然記念物及び名勝」に指定された。

熔岩D

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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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