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有松の町並み
昨日10月2日に、有松小学校の講堂で、「重伝建選定記念 ~有松の町並みを活かして~」 というシンポジウムが開催された。会場では、市長を始め地域の公職者や住民、選定に至るまでの調査を行なった学識者やまちづくりに興味をもつ人たちなど300人ほどが集まり、熱心なディスカッションが行なわれた。
「重伝建地区」 とは、「重要伝統的建造物群保存地区」の略称である。文化財保護法の中で、伝統的な建造物を単独でなく、群としてその歴史的風致を保存しようとする制度である。そのため、塀、石垣といった工作物や庭園、水路といった環境物件も保存の対象となっている。

有松は、慶長13年 (1608) に、尾張藩の移住奨励により桶狭間村から独立して開かれた有松村を起源としている。移住者が考案した 「有松絞 (しぼり) 」 が東海道往来者に知れ渡り、産業として大いに発達した。町並みは、絞り商の豪壮な店舗兼住居が建並ぶところに特徴がある。
重伝建地区は、すでに全国に112か所指定されている。有松はその111番目、愛知県では、足助に次いで2番目と出遅れたが、町並みを保存するという考え方は、最も先端的であったという。大都会に立地するために選択肢が多様であり、関係する住民も多いことから指定までに時間が必要であったようである。
この日は、恒例の 「山車まつり」 の当日で、3両の山車が町内を練り歩いていた。

「重伝建地区」 とは、「重要伝統的建造物群保存地区」の略称である。文化財保護法の中で、伝統的な建造物を単独でなく、群としてその歴史的風致を保存しようとする制度である。そのため、塀、石垣といった工作物や庭園、水路といった環境物件も保存の対象となっている。

有松は、慶長13年 (1608) に、尾張藩の移住奨励により桶狭間村から独立して開かれた有松村を起源としている。移住者が考案した 「有松絞 (しぼり) 」 が東海道往来者に知れ渡り、産業として大いに発達した。町並みは、絞り商の豪壮な店舗兼住居が建並ぶところに特徴がある。
重伝建地区は、すでに全国に112か所指定されている。有松はその111番目、愛知県では、足助に次いで2番目と出遅れたが、町並みを保存するという考え方は、最も先端的であったという。大都会に立地するために選択肢が多様であり、関係する住民も多いことから指定までに時間が必要であったようである。
この日は、恒例の 「山車まつり」 の当日で、3両の山車が町内を練り歩いていた。

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