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諏訪大社(下社・春宮)
秋宮から、さらに1kmほど奥まった砥川のほとりに、春宮が鎮座している。中山道からの入口には立派な石造りの鳥居があり、その右に大きく諏訪大社と刻まれた石柱が立っている。境内は、本宮、秋宮同様に鬱蒼とした樹林で覆われている。
このあたりの植生は、ケヤキやカツラなど落葉広葉樹とスギ、ヒノキといった針葉樹との混交林である。その点で、シイノキやクスノキなどの常緑広葉樹に覆われる伊勢神宮や熱田神宮とは、景観を大きく異としている。春宮の御神体は杉である。

春宮の中心的建築は、正面中央にある拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある東西宝殿からなっている。その配置は秋宮と同じであるが、造営者は異なり地元の大工柴宮が請け負っている。幣拝殿は見事な彫刻で飾られているが、これは秋宮の棟梁と腕を競って彫られたものだという。
下社の祭神は、2月から7月まで春宮に鎮座し、8月1日の御舟祭で秋宮に遷座して半年を経た後、2月1日に春宮に帰座することになっている。

このあたりの植生は、ケヤキやカツラなど落葉広葉樹とスギ、ヒノキといった針葉樹との混交林である。その点で、シイノキやクスノキなどの常緑広葉樹に覆われる伊勢神宮や熱田神宮とは、景観を大きく異としている。春宮の御神体は杉である。

春宮の中心的建築は、正面中央にある拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある東西宝殿からなっている。その配置は秋宮と同じであるが、造営者は異なり地元の大工柴宮が請け負っている。幣拝殿は見事な彫刻で飾られているが、これは秋宮の棟梁と腕を競って彫られたものだという。
下社の祭神は、2月から7月まで春宮に鎮座し、8月1日の御舟祭で秋宮に遷座して半年を経た後、2月1日に春宮に帰座することになっている。

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