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万治の石仏
春宮の近く、砥川を100mほど遡ったところに、心温まるような石仏がお座りになっている。伝説によると、春宮に石の大鳥居を造るとき、この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので、石工たちはおそれを感じて仕事を止めてしまったとのこと。
その夜石工の夢枕に、上原 (茅野市) に良材があると告げられ、そこで見つけた石材で鳥居を完成することができたのだという。石工たちは、この大石に阿弥陀如来を祀って記念とした。万治3年11月1日 (1660) のことである。

この日本人離れしたお顔の仏さまを地元の人たちは大切に守ってきて、地籍も字石仏としている。昭和になって、かの有名な彫刻家・岡本太郎や小説家・新田次郎が絶賛したことから一躍話題となり、雑誌などに紹介されるとともに、訪れる人も多くなった。
近くには、諏訪湖に注ぎ込む清流・砥川が流れている。石仏の隣に大きな中州があって、赤い橋で渡れるようになっている。この島は、どんなに大水が出ても絶対に流されないので、下社の七不思議に数えられている。

その夜石工の夢枕に、上原 (茅野市) に良材があると告げられ、そこで見つけた石材で鳥居を完成することができたのだという。石工たちは、この大石に阿弥陀如来を祀って記念とした。万治3年11月1日 (1660) のことである。

この日本人離れしたお顔の仏さまを地元の人たちは大切に守ってきて、地籍も字石仏としている。昭和になって、かの有名な彫刻家・岡本太郎や小説家・新田次郎が絶賛したことから一躍話題となり、雑誌などに紹介されるとともに、訪れる人も多くなった。
近くには、諏訪湖に注ぎ込む清流・砥川が流れている。石仏の隣に大きな中州があって、赤い橋で渡れるようになっている。この島は、どんなに大水が出ても絶対に流されないので、下社の七不思議に数えられている。

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