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天白川の橋 その4

 この地域の大動脈 「名四国道」 は、平面道路の橋を両側から挟むように、上下線が分離して架けられていて、3本の橋が重なっている。ここから上流を眺めると、川の中ほどに流れを分離するような中堤が見える。これは、この地点で合流する扇川を分流するための堤防である。
 この両川を跨ぐように、歩道橋が架けられている。青く塗られた2連のアーチ橋で、「大星橋」 という。石の親柱の左側に 「大星橋」、右側に 「天白川・扇川」 と記してある。

大星橋B

 扇川は、緑区藤塚の大池から発してこの地点まで、約10kmを流れる二級河川である。水源の大池は公園と一体となり、上流部の両側は緑道として桜並木の散歩道になっている。植栽後30年ほど過ぎたソメイヨシノはすくすくと育ち、今では新しい桜の名所になりつつある。
 少し戻って、須佐之男神社の隣に 「源兵衛公園」 という街区公園がある。この公園の砂場に、ブルーのシートがかけられている。これは、犬や猫の排便が砂の上で行なわれて、砂が汚染されるのを防ぐ目的で設置されたものという。砂場の外周を柵で囲う方法や、定期的な砂の清掃などが比較検討された結果、最も有効な方法と考えられている。

大星橋C
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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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