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天白川の橋その5
天白川と扇川の合流地点にJR東海道線の鉄橋が架かっている。その10m程上流には、東海道新幹線が走っている。さらに500mほど離れて、東海道すなわち国道1号線が通っている。この3本は、我が国で最も重要な輸送路であり、この地点に災害などが発生して通行止めともなれば、大問題になること間違いない。
国道1号線に架かる橋を 「大慶橋」 と呼ぶ。緑色に塗られた桁橋に、こげ茶色のガードパイプというシンプルな景観である。橋の端には、いわゆる 「親柱」 というようなものは見当たらず、橋の名前の刻まれた 「橋名板」 もついていない。自動車道路にとって橋は、特別なポイントではなく、通常の路線と同じ通過地点にすぎないのだろうか。

新幹線のすぐ上流、天白川右岸の堤防の上に 「牛毛神社」 が鎮座している。もともとこの地は、天白川の砂州の発達した所だという。説明版には、創建は文政5年 (1823) と記してあるが、一説によれば太閤検地 (1582~95) のころには既にあったのではないかと考えられている。祭神は須佐之男命とあり、牛頭天王を祀ったものという。
牛毛の名前は、ここが牛毛海岸のある牛毛村であったことに由来する。昔からの語り伝えによると、津島神社の御神符が毎年のように海岸に流れ着いたことから、村人はこれを神の御神意と解して社を建てたのだという。境内には、大きなムクノキが聳えていた。

国道1号線に架かる橋を 「大慶橋」 と呼ぶ。緑色に塗られた桁橋に、こげ茶色のガードパイプというシンプルな景観である。橋の端には、いわゆる 「親柱」 というようなものは見当たらず、橋の名前の刻まれた 「橋名板」 もついていない。自動車道路にとって橋は、特別なポイントではなく、通常の路線と同じ通過地点にすぎないのだろうか。

新幹線のすぐ上流、天白川右岸の堤防の上に 「牛毛神社」 が鎮座している。もともとこの地は、天白川の砂州の発達した所だという。説明版には、創建は文政5年 (1823) と記してあるが、一説によれば太閤検地 (1582~95) のころには既にあったのではないかと考えられている。祭神は須佐之男命とあり、牛頭天王を祀ったものという。
牛毛の名前は、ここが牛毛海岸のある牛毛村であったことに由来する。昔からの語り伝えによると、津島神社の御神符が毎年のように海岸に流れ着いたことから、村人はこれを神の御神意と解して社を建てたのだという。境内には、大きなムクノキが聳えていた。

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