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天白川の橋 その6

 東海道すなわち国道1号線の 「大慶橋」 から上流を見ると、名鉄本線の鉄橋が見える。名鉄本線は、豊橋から金山・名古屋を経由して岐阜へ向かう路線であるが、途中から河和線・常滑線が合流し、あるいは犬山線・津島線などが乗り入れてくるので、ダイヤは非常に密度が高い。それほど長い時間ではないのに、左右から往復する列車を何本も数えることができた。(上の写真)
 真ん中の写真は、県道36号諸輪名古屋線の 「星園橋」 である。この道路は、愛知郡東郷町と名古屋市港区を結ぶ主要道路で、扇川と並行して走っている。地下鉄徳重駅から名鉄鳴海駅近くを通る便利な道でもある。
 下の写真、淡緑色に塗られているのは自転車・歩行者用で 「星の宮人道橋」 という洒落た名前が付いている。近くに住宅団地もあり、堤防道路とともに散策陽にも使われている。

浦里E

 少し上流の左岸に、鳴海西部土地区画整理事業により生み出された面積約1.5haの近隣公園 「浦里公園」 がある。この公園の一角に立派な銅像が立っている。銘板には 「法学博士雉本朗造先生」 と刻まれている。ドイツに留学して民事訴訟法を学び、大正デモクラシーの時代に活躍した。地元で起きた 「鳴海小作争議」 でも大きな役割を果たしたという。

浦里マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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