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天白川の橋 その8

 「平子橋」 を渡る路線は、県道59号線を北沢交差点で枝分かれして、野並住宅近くを通って地下鉄桜通線・桜本町駅に至る道路である。青く塗られた桁橋である。
 もうひとつ北を走る菅田橋との間に、人道峡があり 「野中橋」 と呼ぶ。野並住宅から、中根小学校方面へ渡るのに便利な橋である。桁は、鮮やかな緑色に塗られている。
 赤い色の 「菅田橋」 は、東西でなく南北に走って八事へ至る道である。途中、昭和高校前で左に折れ、弥富通りを経て瑞穂運動場方面へ進むことができる。この橋には、欄干の端に親柱があり、レリーフの彫刻が設置されている。

平子橋A
平子橋B
平子橋C

 菅田橋を西に渡ってすぐの左側に、中根公園という1haほどの公園がある。この公園ですぐに目に入るのは、広場の真ん中に座っている真っ赤なタコのモニュメントである。これは、「プレイ-スカルプチュア」 という遊具で、タコの頭が小山、足が滑り台になっている。
 造園の百科事典によれば、北欧で発達したものであるが、単なる鑑賞のための彫刻でなく、子供が体でぶつかって楽しめる造形作品を目指したものだという。ひところ流行りもあり、名古屋でもいくつか造られたが、普通の富士山などの形をした 「石の山」 の方が多く設置されるようになった。
 公園の端に小さなトイレがあるが、これも可愛らしいデザインになっていた。

平子橋マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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