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天白川の橋 その9

 天白区役所あたりまで来ると、川幅がずいぶんと広くなり芝生地や散歩道などのある公園になっている。河川の断面は、常時水の流れる部分と大雨などの時だけ水に浸かる 「高水敷き」 とに区分される。高水敷きは普段は陸地になっていて、植物などが繁茂している。この部分を、河川管理者から公園管理者が借り受けて (占用許可という) 公園として市民に利用していただいている。このような公園を 「河川敷緑地」 という。

新島田H
新島田マップ

 この緑地を散策したり、近くの保呂公園を利用する人たちがよく渡るのが 「天白緑地橋」 である。人道橋としては道幅も広く、雰囲気の良いレンガ風の舗装が施してある。さらに、散歩の途中で歩を休め、川の景観を眺められるように半円形のデッキが設けられている。最初の写真も、このデッキから撮ったものである。
 名古屋市の都心部では、堀川に架かる「納屋橋」にも同様なデッキがあって、「広ブラ」 (広小路を夕方ブラブラ歩くこと=今では死語?) する人々のちょっとした憩いの空間になっている。

新島田I
新島田J


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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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