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天白川の橋 その13

 名古屋高速道路環状2号線は、国道302号の上や下を走っている。天白川は「天白川大橋」で渡っている。この橋には防音装置が設置されており、道幅も広いため圧倒的なボリュームを見せている。
 上下流の河川敷緑地で、草刈が行なわれていた。面積が広大なため、大型の草刈機械で行なわれるが、斜面地を斜めになっても安定して作業のできる機械が走っていた。刈った草を集めるのも機械で、回転するフォークで器用に片側に寄せていく。さらにバックホーによりダンプに積んでいくのである。

平・H

 そこから先は、いよいよ日進市へと入っていく。大橋の1kmほど上流には、国道153号線(バイパス)が走っている。そこまでの間に「新大正橋」と「大正橋」という2本の橋が架かっている。平針から梅森に向かう道路に架かる「大正橋」は、今でこそ狭くて通行量も少ないが、大正時代からあったとすれば、当時は重要な存在であったのだろう。
 国道153号線は、名古屋と長野県飯田を結ぶ重要な道路であるが、特に名古屋・豊田間は交通量が多いので、2車線プラス側道まである立派な道路である。地下鉄も、名古屋市外を走る「名鉄豊田線」と相互乗り入れすることにより、乗り換えることなく行き来することができる。名古屋市と豊田市の強い結びつきを感ずることができる。

平・マップ
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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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