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名古屋港の跳上橋
昨年秋に、名古屋港を船で見学した折 (12月1日に 「ガントリークレーン」 と題してこのブログに掲載)、船中からガーデン埠頭のあたりに、末広橋梁とよく似た跳上橋を遠望した覚えがある。もう1度確認してみようと思い、金山駅周辺の清掃作業 ( 「まちを美しくする会」 の定期活動) の後に名古屋港を訪ねてみた。
ガーデン埠頭入口にある案内所でマップをもらい、看板図面で位置を確認してから橋があると思われる方向へと歩いていった。堤防沿いがいいと思われたが、工場や倉庫の敷地内になっていて、一般の人では立ち入ることができない。スマホのグーグルマップも見ながら、北側に回りこんで何とか目的地に到達することができた。

ウィキペディアによれば、この橋は 「名古屋港跳上橋」 と呼ぶとある。説明では、やはり山本卯太郎の設計によるものである。明治42年に、笹島駅と旧2号地の名古屋港駅を結ぶ臨海鉄道・東臨港線が開通した。それを1号地まで延伸するに当たって運河を渡る必要があり、昭和2年 (1927) に運送 (倉庫) 会社の全額寄付により建設されたのだという。橋長63.4m、幅員4.7m。
当時は頻繁に可動桁が昇降して蒸気機関車や船舶が行き来したが、輸送手段の変遷から次第に使用されなくなり、臨港鉄道そのものが廃線になってしまった。昭和62年からは跳ね上げた状態のまま保存されている。現存する最古の貴重な土木遺産として、平成11年には登録有形文化財に、平成21年には近代化産業遺産に登録されている。
本体に近い南側へは近づけなかったので見ることが出来なかったのかも知れないけれど、一般道から見ることのできる北側に、説明看板が一つも見当たらなかったのは残念である。


ガーデン埠頭入口にある案内所でマップをもらい、看板図面で位置を確認してから橋があると思われる方向へと歩いていった。堤防沿いがいいと思われたが、工場や倉庫の敷地内になっていて、一般の人では立ち入ることができない。スマホのグーグルマップも見ながら、北側に回りこんで何とか目的地に到達することができた。

ウィキペディアによれば、この橋は 「名古屋港跳上橋」 と呼ぶとある。説明では、やはり山本卯太郎の設計によるものである。明治42年に、笹島駅と旧2号地の名古屋港駅を結ぶ臨海鉄道・東臨港線が開通した。それを1号地まで延伸するに当たって運河を渡る必要があり、昭和2年 (1927) に運送 (倉庫) 会社の全額寄付により建設されたのだという。橋長63.4m、幅員4.7m。
当時は頻繁に可動桁が昇降して蒸気機関車や船舶が行き来したが、輸送手段の変遷から次第に使用されなくなり、臨港鉄道そのものが廃線になってしまった。昭和62年からは跳ね上げた状態のまま保存されている。現存する最古の貴重な土木遺産として、平成11年には登録有形文化財に、平成21年には近代化産業遺産に登録されている。
本体に近い南側へは近づけなかったので見ることが出来なかったのかも知れないけれど、一般道から見ることのできる北側に、説明看板が一つも見当たらなかったのは残念である。


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