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中川運河の中川橋
「中川橋」 は、国道23号線が分岐して金城埠頭へ向かう道路が、中川運河を跨ぐ橋である。昭和5年 (1930) に完成しており、名古屋市内では最も古い 「鋼鉄製アーチ橋」 で、長さは48mである。80年以上も経過して老朽化していたが、“景観的にも美しく歴史的にも貴重である” という判断により、車線を増やして再利用することとなった。
中川運河の最下流部に位置し、ガーデン埠頭に近いので、シートレインランドの観覧車が背景に見える。地下鉄名港線の築地口は、歩いて10分ほどと近い。築地口の交差点に、錨のモニュメントのある噴水がある。この錨は昭和後期に南極観測船として活躍した 「フジ」 のものである。

中川橋の再利用に際しては、橋台の耐震補強をする必要があった。そこで一旦、上流側40mまで橋を移動して新しい土台を構築した。現在は、新しい頑丈な橋台の上に戻されて、橋自体の改修工事まっ最中である。橋の重量は約600トン、大型ジャッキ4台に乗せて、水平を保ちつつ1時間に4メートルという速さで慎重に移動させた。来年の開通を予定している。
橋の色は鮮やかなオレンジ色、港のシンボルであり、分かりやすいランドマークでもある。新たな橋を新築するよりも費用はかかるかも知れないが、町の魅力を増進するためには素晴らしい方針だったと思われる。

中川運河の最下流部に位置し、ガーデン埠頭に近いので、シートレインランドの観覧車が背景に見える。地下鉄名港線の築地口は、歩いて10分ほどと近い。築地口の交差点に、錨のモニュメントのある噴水がある。この錨は昭和後期に南極観測船として活躍した 「フジ」 のものである。

中川橋の再利用に際しては、橋台の耐震補強をする必要があった。そこで一旦、上流側40mまで橋を移動して新しい土台を構築した。現在は、新しい頑丈な橋台の上に戻されて、橋自体の改修工事まっ最中である。橋の重量は約600トン、大型ジャッキ4台に乗せて、水平を保ちつつ1時間に4メートルという速さで慎重に移動させた。来年の開通を予定している。
橋の色は鮮やかなオレンジ色、港のシンボルであり、分かりやすいランドマークでもある。新たな橋を新築するよりも費用はかかるかも知れないが、町の魅力を増進するためには素晴らしい方針だったと思われる。

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