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聚楽園の大仏
野間の灯台よりも2m背が高い、19mの大仏様である。名鉄 「聚楽園駅」 の東側、小高い丘を登ったところ、東海市の 「しあわせ村」 公園の頂に聳えている。山道を辿り歩き、階段に差し掛かると両側に仁王が立ち、木の間隠れに大仏様のお顔が見える。
大正5年に、名古屋在住の実業家が 「大正天皇御大典記念」 として大仏建立を思い起こした。昭和2年 (1923) に 「昭和天皇御成婚記念事業」 としてようやく完成し、開眼供養を行なったものである。当初は宗教的な色彩は濃くなく、胎内に入ることができるなど観光目的が強かったという。しかし、昭和58年に所有者が変わり、現在は曹洞宗 「大仏寺」 の所管となっている。

「しあわせ村」 は、東海市の健康と福祉の拠点施設で平成9年にオープンした。保険福祉センターや温浴ゾーンのある 「健康ふれあい交流館」 やお茶室「嚶鳴庵」、散策路のところどころにある「トリム広場」などで構成されている。
大仏様のある頂上広場から海側を見ると、新日鉄の製鉄工場が広がっており、遠くには名港トリトンのタワーも見える。駅前の広場には、尾張藩校 「明倫堂」 の督学(学長)を務めた細井平州の生誕地を示す石碑が建っている。

大正5年に、名古屋在住の実業家が 「大正天皇御大典記念」 として大仏建立を思い起こした。昭和2年 (1923) に 「昭和天皇御成婚記念事業」 としてようやく完成し、開眼供養を行なったものである。当初は宗教的な色彩は濃くなく、胎内に入ることができるなど観光目的が強かったという。しかし、昭和58年に所有者が変わり、現在は曹洞宗 「大仏寺」 の所管となっている。

「しあわせ村」 は、東海市の健康と福祉の拠点施設で平成9年にオープンした。保険福祉センターや温浴ゾーンのある 「健康ふれあい交流館」 やお茶室「嚶鳴庵」、散策路のところどころにある「トリム広場」などで構成されている。
大仏様のある頂上広場から海側を見ると、新日鉄の製鉄工場が広がっており、遠くには名港トリトンのタワーも見える。駅前の広場には、尾張藩校 「明倫堂」 の督学(学長)を務めた細井平州の生誕地を示す石碑が建っている。

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