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蟹江の造り酒屋

 蟹江川流域は、木曽川や庄内川の三角州であり、砂などの堆積した沖積層の地層である。そのため、川沿いには豊富な伏流水が湧き出ている。また、この地域は原料となる米の産地であり、名古屋という大消費地にも近い。さらに蟹江川は、原材料や製品の運搬にも便利であった。すなわち酒造りの条件が満たされているのである。
 明治の初めごろには、蟹江町内だけでも10数軒もの造り酒屋があったという。現在でも2社のメーカーが生産・販売を続けている。

蟹江造酒屋マップ

 蟹江川のすぐ西側には、人工的な日光川が流れ、それに絡みつくように、古い佐屋川が蛇行しながら流れている。蟹江川の流れは比較的緩く、川岸の堤防もコンクリートで固められ、運河の様相を呈している。堤防に向かって登る坂道沿いに、明治以来の造り酒屋の土蔵や黒壁の板塀が連なっていた。
 直売もしている酒屋に入っていくと、通路脇に酒樽ならぬ酒造タンクが並んでいた。そのひとつに11、698リットルとの文字が書かれている。一升瓶 (1.8リットル) に換算すると約650本にもなる。大正時代の記録には、年間約360キロリットルもの製造をしていたという。

蟹江造酒屋G


季節通信12「竹」
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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