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蟹江宝蓮寺「イブキの大木」
蟹江川に沿って、「信長街道」 と呼ばれる細い道がある。若かりし織田信長 (19歳のころ) が、清洲攻めのときに通っていった道だと伝えられている。この昔ながらの道沿いには、お寺や神社、小さな祠や古木・大木がたくさんある。
JR関西線の南側、蟹江川の右岸に 「宝蓮寺」 という浄土真宗大谷派の古刹がある。山門に蓋いかぶさるような大木が見えたので、中へ入ってみた。イブキ (ビャクシン) である。幹の直径は1m、高さは10mを越えると思われるほどの大木である。観光案内書には、樹齢200年以上と記されている。

イブキはヒノキ科の針葉樹で、東北地方から南の太平洋岸に自生する植物である。海岸沿いの崖地など厳しい環境では地を這うように伸びるが、条件の良いお寺などでは堂々とした樹形になる。
この木も、根元を踏まないように保護されており、幹や太枝がうねるように伸びて荒々しい姿を見せている。イブキは昔から庭園樹として用いられたため、多くの園芸品種が作出されている。「カイズカイブキ」 もそのひとつで、枝が旋回して (ひねって) 伸びる性質をもち、住宅の生垣や中央分離帯の街路樹などとして多く使われている。


JR関西線の南側、蟹江川の右岸に 「宝蓮寺」 という浄土真宗大谷派の古刹がある。山門に蓋いかぶさるような大木が見えたので、中へ入ってみた。イブキ (ビャクシン) である。幹の直径は1m、高さは10mを越えると思われるほどの大木である。観光案内書には、樹齢200年以上と記されている。

イブキはヒノキ科の針葉樹で、東北地方から南の太平洋岸に自生する植物である。海岸沿いの崖地など厳しい環境では地を這うように伸びるが、条件の良いお寺などでは堂々とした樹形になる。
この木も、根元を踏まないように保護されており、幹や太枝がうねるように伸びて荒々しい姿を見せている。イブキは昔から庭園樹として用いられたため、多くの園芸品種が作出されている。「カイズカイブキ」 もそのひとつで、枝が旋回して (ひねって) 伸びる性質をもち、住宅の生垣や中央分離帯の街路樹などとして多く使われている。


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