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油ヶ淵水辺公園
油ヶ淵 (あぶらがふち) は、愛知県内唯一の天然湖沼である。周囲6.3km、面積64ha、平均水深は約3m、海水と淡水の混じりあった汽水湖である。成立の歴史は比較的新しく、江戸時代初期のことである。
家康の命により矢作新川の開削が行なわれたが、新川への土砂流出を防ぐために米津と鷲塚の間に堤防が設けられた。これにより、入海が遮断され、油ヶ淵の基になる湖沼ができたのだという。「油ヶ淵」 の名称は、息子の漁の安全を祈る母親のために、淵の神が娘に姿を変えて、油の灯で岬を照らしたという伝説に基づいている。

碧南市と安城市に跨る湖沼の周辺に、新たな大公園が整備されつつある。西三河では初めての県営公園 「油ヶ淵水辺公園」 である。水面も含めた全面積は約140ha、広大であるので5つのエリアに分け、それぞれに性格付けをしている。「矢作川水圏」 「自然ふれあい生態園」 「農地の保全」 「交流広場」 「水生花園」 である。
今年の4月に、自然ふれあい生態園 (安城市側:左の写真) と水生花園 (碧南市側:右の写真) の一部が開園された。さっそく地域の方々がボランティアとして参加していて、花壇づくりや除草などの活動を始めている。一昨年の秋から春にかけて造園工事が行なわれたが、その監督業務を当社が担当させていただいた。

家康の命により矢作新川の開削が行なわれたが、新川への土砂流出を防ぐために米津と鷲塚の間に堤防が設けられた。これにより、入海が遮断され、油ヶ淵の基になる湖沼ができたのだという。「油ヶ淵」 の名称は、息子の漁の安全を祈る母親のために、淵の神が娘に姿を変えて、油の灯で岬を照らしたという伝説に基づいている。

碧南市と安城市に跨る湖沼の周辺に、新たな大公園が整備されつつある。西三河では初めての県営公園 「油ヶ淵水辺公園」 である。水面も含めた全面積は約140ha、広大であるので5つのエリアに分け、それぞれに性格付けをしている。「矢作川水圏」 「自然ふれあい生態園」 「農地の保全」 「交流広場」 「水生花園」 である。
今年の4月に、自然ふれあい生態園 (安城市側:左の写真) と水生花園 (碧南市側:右の写真) の一部が開園された。さっそく地域の方々がボランティアとして参加していて、花壇づくりや除草などの活動を始めている。一昨年の秋から春にかけて造園工事が行なわれたが、その監督業務を当社が担当させていただいた。

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