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駒ケ岳ロープウェー
木曽駒ケ岳は中央アルプス (木曽山脈) の最高峰、標高2956mの高山である。前岳や中岳などいくつかの頂きをもつが、その中の 「宝剣岳」 (2931m) は象徴的な存在である。北アルプスの槍ヶ岳に匹敵するように鋭く尖った山容は、伊那谷を走る中央道からも遠望することができる。
宝剣岳の東斜面に広がる一帯は 「千畳敷カール」 と呼ばれている。カール (圏谷) とは、氷河時代に形成された地形のことで、氷河に削られた急斜面とモレーンと呼ばれる堆積した岩とで構成されている。カールの下部には緩やかな斜面や小さな池のある平らな部分があり、少々足の弱い人でも歩くことができて高山の雰囲気を楽しむことができる

千畳敷カールまでは、バスとロープウェーで行く。ロープウェー駅までの山道は道幅も狭く、急な曲がりが多いので専用のバスでしか行くことができない。JR飯田線の駒ヶ根駅や中央道インター近くの菅の台バスセンター (駐車場あり) から乗ることができる。
「中央アルプス駒ケ岳ロープウェー」 の標高差950mは日本最高である。また千畳敷駅は標高2612mで、我が国最高地点にある駅である。夏の高山植物も多いに見どころがあるが、秋のナナカマドやダケカンバの紅葉も見事である。簡単に行けるからとはいえ、やはり高山には絶えず危険が伴うものである。気象や体調、靴や服装には充分に注意をする責任はある。


【白馬五竜岳と木曽駒ヶ岳で撮影した高山植物】
(上)カライトソウ クガイソウ クルマユリ
(中)ササユリ シモツケソウ タマガワホトトギス
(下)チングルマ ニッコウキスゲ ヤナギラン
宝剣岳の東斜面に広がる一帯は 「千畳敷カール」 と呼ばれている。カール (圏谷) とは、氷河時代に形成された地形のことで、氷河に削られた急斜面とモレーンと呼ばれる堆積した岩とで構成されている。カールの下部には緩やかな斜面や小さな池のある平らな部分があり、少々足の弱い人でも歩くことができて高山の雰囲気を楽しむことができる

千畳敷カールまでは、バスとロープウェーで行く。ロープウェー駅までの山道は道幅も狭く、急な曲がりが多いので専用のバスでしか行くことができない。JR飯田線の駒ヶ根駅や中央道インター近くの菅の台バスセンター (駐車場あり) から乗ることができる。
「中央アルプス駒ケ岳ロープウェー」 の標高差950mは日本最高である。また千畳敷駅は標高2612mで、我が国最高地点にある駅である。夏の高山植物も多いに見どころがあるが、秋のナナカマドやダケカンバの紅葉も見事である。簡単に行けるからとはいえ、やはり高山には絶えず危険が伴うものである。気象や体調、靴や服装には充分に注意をする責任はある。


【白馬五竜岳と木曽駒ヶ岳で撮影した高山植物】
(上)カライトソウ クガイソウ クルマユリ
(中)ササユリ シモツケソウ タマガワホトトギス
(下)チングルマ ニッコウキスゲ ヤナギラン
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