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町並みの商店
津島神社や天王川公園の界隈を、自転車で散策してみた。町全体が、「湊町」 や 「門前町」 の雰囲気を漂わせ、大正や昭和といった古くて懐かしいお店が点在している。その建物を見ると、構造や構成に共通したものを見ることができる。
下の写真左はお菓子屋さん、川湊の真ん前にあって旅人へのお土産品を商っていたのであろう。中の写真は参道沿いのお茶屋さん、右は薬局で町の人たちの必需品である。瓦屋根の木造二階建て、ガラス戸も今風のアルミサッシでなく木製である。看板がすでに骨董品のように見える。老朽化も進んでいて耐震性には心配があるが、町並みとしては残して欲しい景観である。

“床屋さんの入口が面白いよ” と教えてくれた人がいる。確かに入口のドアが 「ヘの字」 に窪んでいるのである。道路に接して、平行してガラス窓があるのだけれど、ドアのところだけが斜めになっている。その理由をいろいろと、想像たくましく考えてみた。
上の写真のお菓子屋さんなどは引き戸であるが、床屋さんは洋風に開き戸になっている。外に開くと道路に出てしまうので、空間を取ったのかもしれない。傘を畳むための雨除けにもなっている。他所の町で調べたことがないので一概には言えないが、このあたり共通の大工さんの工夫であったのかも知れない。

下の写真左はお菓子屋さん、川湊の真ん前にあって旅人へのお土産品を商っていたのであろう。中の写真は参道沿いのお茶屋さん、右は薬局で町の人たちの必需品である。瓦屋根の木造二階建て、ガラス戸も今風のアルミサッシでなく木製である。看板がすでに骨董品のように見える。老朽化も進んでいて耐震性には心配があるが、町並みとしては残して欲しい景観である。

“床屋さんの入口が面白いよ” と教えてくれた人がいる。確かに入口のドアが 「ヘの字」 に窪んでいるのである。道路に接して、平行してガラス窓があるのだけれど、ドアのところだけが斜めになっている。その理由をいろいろと、想像たくましく考えてみた。
上の写真のお菓子屋さんなどは引き戸であるが、床屋さんは洋風に開き戸になっている。外に開くと道路に出てしまうので、空間を取ったのかもしれない。傘を畳むための雨除けにもなっている。他所の町で調べたことがないので一概には言えないが、このあたり共通の大工さんの工夫であったのかも知れない。

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