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土岐・高山の穴弘法

 土岐・高山城跡は、麓から約60m高いところにある。砂岩でできた急な坂を息を切らせて登っていく。守るに易く、攻めるに厳しい自然の要害である。坂道の途中に少し開けたところがあって、「古城山穴弘法大師」 と記された木柱が立っている。 
 周りが切立った石の壁になっていて、ここだけが平らな地形である。崖からは小さな滝が落ちていて、水は細い流れになっている。全体に湿気があるために、砂岩の割れ目にはシダ植物が繁茂している。

穴弘法マップ

 屋根のように迫り出した大岩の影には小さな祠が建てられている。「本来無一物」 と書かれた扁額の下に石の仏様が安置され、その前に木魚と賽銭箱が置かれていた。その脇の岩のくぼみや大穴の中に数多くの仏様が祀られている。岩が砂岩なので、穴が穿ち易いのであろう。
 説明看板を見ると、「穴弘法は戦国時代にこの地で命を落とした人々の霊を祀っている」 とある。元禄元年(1688)に 「慈光院梵燈寺」 というお寺が建てられたが、二代目住職の後は廃寺となり荒れ果ててしまった。明治になって地元の人々の力で再興され、「穴弘法」 として信仰を集めて今日に至っている。

穴弘法G


季節通信23赤い実


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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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