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足助八幡宮の祭礼
足助八幡宮の例祭は、毎年10月第二の土曜日に 「試楽祭」、日曜日に 「本楽祭」 が開催され、合わせて 「足助祭り」 と称されている。試楽祭では神輿渡御、山車引き廻しが行なわれ、本楽際では加えて火縄銃や棒の手の奉納が行なわれる。
この祭が今のような形になったのは、江戸後期の文化11年 (1814) と考えられている。古くから足助の惣社として人々の崇敬を集めていた八幡宮の伝統を、今に伝える祭である。神輿は黄色い装束の若い神職に担がれ、本殿の前から出発し域内を巡回する。

それに先立って境内では、火縄銃の奉納が演じられる。各地域ごとの法被を着た10名ほどの若者が、輪に並んで順に発砲 (空砲) する。町中に激しい爆発音が響き渡る。火縄銃は、町を守るために各戸に保管されているものだという。
山車を町内に引き廻す動きは見られなかったが、4台揃って宮入りしている姿を見ることができた。この山車は 「足助型」 と呼ばれ、前方に出役棚があり、車輪に16個の樫の齣爪を履かせるなど独自の形式を持っている。祭が終わると解体され、町ごとの郷蔵に保管される。豊田市の有形民俗文化財に指定されている。

この祭が今のような形になったのは、江戸後期の文化11年 (1814) と考えられている。古くから足助の惣社として人々の崇敬を集めていた八幡宮の伝統を、今に伝える祭である。神輿は黄色い装束の若い神職に担がれ、本殿の前から出発し域内を巡回する。

それに先立って境内では、火縄銃の奉納が演じられる。各地域ごとの法被を着た10名ほどの若者が、輪に並んで順に発砲 (空砲) する。町中に激しい爆発音が響き渡る。火縄銃は、町を守るために各戸に保管されているものだという。
山車を町内に引き廻す動きは見られなかったが、4台揃って宮入りしている姿を見ることができた。この山車は 「足助型」 と呼ばれ、前方に出役棚があり、車輪に16個の樫の齣爪を履かせるなど独自の形式を持っている。祭が終わると解体され、町ごとの郷蔵に保管される。豊田市の有形民俗文化財に指定されている。

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