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岡崎の岩津発電所
矢作川の支流 「巴川」、そのまた支流の 「郡界川」 の上流に小さなダムと発電所がある。「岩津発電所」 といい、中部電力管内 (愛知・岐阜・三重・静岡・長野) では現役最古かつ最小の電気事業用発電所である。
巴川は、足助・香嵐渓方面から流れる自然ゆたかな清流である。岡崎からは川沿いに、県道35号が走っている。郡界川は、岡崎市と豊田市の境界に流れており、まさに 「郡界」 を流れる川である。「加茂川志賀線」と いう細道で遡ることができる。

この発電所は、明治29年に設立された岡崎電燈 (中部電力の前身のひとつ) が、明治30年に初めて事業として成功した水力発電所である。当初は、わずか50kwという小規模であったが、地方の中小電燈会社による長距離送電事業の先駆けとして、全国に大きな影響を与えた。
明治のころは、電燈くらいにしか使用されなかったので、約1300軒の電気を賄えた。その後、増設や改良を重ねて、今では140kwの発電を行なっている。下左の写真は山の上から水を落とす水管、右は郡界川を渡る管理用の吊り橋である。


巴川は、足助・香嵐渓方面から流れる自然ゆたかな清流である。岡崎からは川沿いに、県道35号が走っている。郡界川は、岡崎市と豊田市の境界に流れており、まさに 「郡界」 を流れる川である。「加茂川志賀線」と いう細道で遡ることができる。

この発電所は、明治29年に設立された岡崎電燈 (中部電力の前身のひとつ) が、明治30年に初めて事業として成功した水力発電所である。当初は、わずか50kwという小規模であったが、地方の中小電燈会社による長距離送電事業の先駆けとして、全国に大きな影響を与えた。
明治のころは、電燈くらいにしか使用されなかったので、約1300軒の電気を賄えた。その後、増設や改良を重ねて、今では140kwの発電を行なっている。下左の写真は山の上から水を落とす水管、右は郡界川を渡る管理用の吊り橋である。


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